Rosenkranz HP-GRb MMCX Leonidas cable MMCX SILVER GALAXY MKII MMCX Eros Hybrid cable MMCX Reference 8 IEM Cable MMCXCampfire Audio 「ANDROMEDA」 ◎特徴 アンドロメダ銀河は、私達が暮らしているこの場所から夜空を見上げた時に肉眼で捉えられるほど、私達にとっては親しみのある銀河です。
そんな壮大なアンドロメダ銀河から名付けられたフラグシップモデル「ANDROMEDA(アンドロメダ)」は、アンドロメダ銀河の無数の星々が私達に届けてくれるあの感動のように、繊細さと壮大さを兼ね揃えた、 クアッドドライバーモデル 「JUPITER」 を更に超えたサウンドを新しい感動と共に届けてくれます。
ANDROMEDA の設計には JUPITER と同じように、 私達が 「Resonator assembly(レゾネーター ・アセンブリー)」 と名付けたチューブレス設計を採用しています。
特に JUPITER から改善されたのは中域の表現力で、 結果として低域から高域にかけて、 より安定した階調が得られています。
筐体には、 アルマイト加工が施されたアルミニウム筐体を使用しています。
人間工学に基づかれ設計されたこの筐体は、 快適なフィット感を提供し、 耐久性、 快適さ、 デザイン、 どれを取っても一流を目指します。
使用する部品は、 その一つ一つに私達が定める品質水準があり、 その水準を満たしたパーツのみを使用しています。
付属の IEM ケーブルは、 私達が ALO audio として作っている高品質 IEM ケーブルが付属します。
イヤホンからケーブルに至るまで、 米オレゴン州ポートランドで確かな技術を持つ職人達により、 ハンドメイドで生産されています。
Small Batch ProductionCampfire Audio のイヤホンは、 設計から生産までの全ての工程において私達が細心の注意を払い、 私たち職人の手によって一つ一つ丁寧に組み立てられる事で完成します。
そのため生産は「スモールバッチ(少量限定生産)」 となり、 製品品質に重きを置いた生産体制が行われています。
Precision Machined Housingイヤホンの筐体には、 アルミブロックを CNC 加工( コンピュータ数値制御 ) により高精度で削り出された金属筐体を使用しています。
この金属筐体は、 音をより正確に伝える上で重要な役割を果たします。
Soaring High Frequencies現代の技術によって達成可能なチューブ(音導管)を使用しない音響設計 「Resonatorassembly ( レゾネーター ・ アセンブリー )」 を採用し、 高周波域のレスポンスを向上。
バランスド ・アーマチュアドライバーが本来持つ周波数特性をより正確に再現します。
Compact Comfort人間工学に基づかれたフィット感、 コンパクトさ、快適さを備えた筐体デザインは、 軽量かつ丈夫で、 毎日使用する事を前提に高い要求を満たしたデザインとなっています。
Dark leather earphone caseオリジナルデザインのレザー製キャリングケースが付属。
キャリングケースの内部はクッションのようになっており、 大切なイヤホンを衝撃から守ってくれます。
◎スペック イヤホン筐体:アルマイト加工処理アルミニウム筐体ドライバー:バランスド ・ アーマチュア型 (BA 型)ドライバー構成:5 ドライバー (Low x 2, Mid x 1, High x 2)感度:115 dB (at 1V, 1 KHz)周波数特性:10Hz - 28kHzインピーダンス:12.8Ω (at 1kHz)採用技術:Resonator assembly ( レゾネーター ・ アセンブリー )ケーブル長:約 120cmイヤホン端子:MMCX 端子入力端子:3.5mm ミニ端子付属品:□ALO audio製 Litz Wire Earphone Cable□キャリングケース□イヤーチップ (シリコン, フォーム, Comply Tx-400)□Cleaning tool□保証書 基本的に、3万円を超える商品に対しては厳しくレビューするように心がけております。
高い商品ですので、いいのは当然。
と。
ただ今回登場したANDROMEDA、こいつに対しては僕も納得せざるをえませんでした。
昨今BAを多数搭載したモデルが溢れるように発表され、BA多積みが当然のような時代になりました。
カスタムIEM専門店を経験し、いろいろな構成を聴き比べましたがいつも「おっ」となるのは5ドライバー構成でした。
今回もそう、やっぱり5ドラが面白い。
カッチリと全体を固めに覆いつつも、ときに膨よかに、ときにタイトにと自在に変化する低域の表現力は正直CAの歴史上ダントツのスペックではないでしょうか。
【レビュー日:2016/06/18】 Campfire Audioから5BA搭載モデル「ANDROMEDA」登場。
アルミ筐体の無骨さ、インダストリアルな造形は各モデル共通となりますが、アンドロメダはその中でも一際目を引く、深みのある鮮やかなグリーンが映えます。
付属されるMMCXケーブルは兄弟ブランドのALO audio社製という、一貫した高音質志向が嬉しいですね。
音質面では5ドライバー構成の内、2基が低音域に振り分けられているので、低音はしっかり鳴りますが、全帯域的に見るとアンドロメダは中高音寄りのチューニングと言えます。
元となったモデル「JUPITER」よりも1ドライバー増えた分、中高音域がより細分化し、シンバルやスネア、ハイハット等の金物系の表現力が向上。
微細なニュアンスの再現性が高まっています。
ピアノやストリングスは空間の広さと相まって、非常に伸びやか。
聴覚上のダイナミックレンジ、そして音の空間が広大に感じるのは、ドライバーから音の出口までの音導管を廃した、「レゾネーター・アセンブリー」という独自機構が大きく寄与しています。
この果てのない銀河を彷彿させる音の波紋はアンドロメダがシリーズ随一。
同社イヤホンでしか聴く事の出来ない最大の魅力です。
地球上から見える銀河の中では最大級の大きさを誇るアンドロメダ。
一度、その音のスペクトルとロマンに魅せられてみてはいかがでしょう。
【レビュー日:2016/06/18】 試聴環境:DP-X1→XD-05一聴してからすぐに他とは圧倒的に違う何かを感じたイヤホン、このような感覚はTechnics EAH-T700を聴いたとき以来でした。
ボーカルは耳元で囁かれているように近く、それでいてよく伸びて、濃い。
低域は少し丸みを帯び、前に出てきて、音の厚みを持たせます。
高域は刺さりはなく空間に広がりを持たせ、解像度が高く、すぐ近くで本物の楽器が鳴っているかのように再現性の高さを感じさせます。
しかし試聴を続けていくうちにイヤホン側が楽曲に合わせにいっているような不思議な感覚を覚えました。
まるでBA型ドライバーが自由自在に動き回るかのようでどの曲を聴いてもいつもと違う一面を見せてくれ、非常に面白いです。
音を楽しむという目的のイヤホンでは個人的にANDROMEDAを超えるものはそうそう出てこないのではないでしょうか。
【レビュー日:2016/06/21】